桂文枝(77)西川きよし(74)が11日、大阪市内で「大阪・関西からエールを 笑顔の花咲くみんなの花火大会」の会見に出席した。

同イベントは無観客で実施するオンライン花火大会。文枝は「ストレスをこういう花火大会でたくさん打ち上げて。今回の花火大会とかけてお小遣いと解く。上げれば上げるほど喜ばれる」と、落語家らしく謎かけで意気込みを語った。

文枝が司会を務めるテレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい!」(日曜午後0時55分)にも触れ「結婚式を挙げられない、新婚旅行に行けない方にエールを送る意味でも花火を上げたい」と語った。

30日午後6時30分から最大30分間、YouTubeで無料配信される(順延時12月1日)。新型コロナウイルスと向き合う医療従事者への感謝や、コロナ禍を乗り越えようというメッセージが込められている。

きよしは「一番しんどいのは医療従事者。本当に最前線で頑張っておられる。そういう方に元気になってもらおうと、気持ちを心ひとつにして花火に託そうと。私も頑張りたい」と意気込んだ。

吉本興業プロデュースのクラウドファンディング「SILKHAT」で支援を募り、さまざまなリターンが用意されている。アドバイザーのシャンプーハットてつじ(45)は「30分間だけでもコロナを忘れて、未来に向けて大きな花火を打ち上げられたら」と期待した。花火マニアの笑い飯哲夫(45)による有料の花火解説企画も実施される。

それぞれの花火の思い出を聞かれ、きよしは天神祭での司会や「大津のプリンスホテルで生まれて初めて花火を上から見た」と答えた。ラニーノーズ洲崎貴郁(32)は10月に第1子となる男児が誕生。「師匠みたいに上から見下ろすような花火大会に息子と行きたい」と話していた。