女優の道を生き抜き「大阪のお母さん」と呼ばれた、女優浪花千栄子さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜午前8時)。第5週からは、舞台が道頓堀から京都に移ります。急きょ代役として舞台に上がった千代(杉咲花)は、いよいよ自分が女優になりたいという気持ちに気づくことになります。でも、その進む道は険しいようです。

岡安の女将シズ(篠原涼子)の機転によって、父テルヲ(トータス松本)と借金取りに捕まらず、大阪・道頓堀を飛び出した千代(杉咲花)。大脱走劇から一夜明け、たどり着いたのは京都だった。一文無しの千代は一刻も早く働き口を見つけ、稼がなくてはならない。口入れ屋に紹介された場所に急行する千代。その店は、自分のことを「監督」と呼ぶ宮元(西村和彦)が営むクセの強いカフェーだった。