シネコンチェーンの松竹マルチプレックスシアターズは8日、公式サイトで、政府が7日に新型コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言を東京都と埼玉、千葉、神奈川の3県に再発出したことを受けて、11日から上映終了時間が午後8時までの時短営業とすると発表した。

ドリンクとフードは通常通り販売するが、酒類の販売は午前11時から午後7時にするとした。座席販売は一部の特別興行とイベント上映を除き、全ての座席を販売するとした。

チケット販売も先売りを一時停止し、インターネット販売は鑑賞日当日午前0時から(同2時~6時は購入不可)とし、劇場窓口では鑑賞日当日の販売とした。

対象劇場は緊急事態宣言下の東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県所在の10劇場。

<東京>新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、東劇、MOVIX亀有、MOVIX昭島

<埼玉>MOVIXさいたま、MOVIX川口、MOVIX三郷

<神奈川>MOVIX橋本

<千葉>MOVIX柏の葉

今回の措置は、政府の緊急事態宣言及び新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針と、全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)による最新の「映画館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づいた。