20年末をもってグループでの活動に区切りをつける嵐に、ゆかりのある人々がメッセージを送る連載企画「嵐を語ろう~Arashi talk~」に登場した勝村政信(57)を取材した。

勝村は俳優として、10代の二宮和也(37)と共演し、20代前半の松本潤(37)とも共演するなど交流があり、プライベートでもご飯を食べに行くほどの仲だという。

2人についてや、嵐というグループについての思い出やエピソードを語ってもらった後に、5人をサッカーのポジションで表すと、それぞれどのポジションに当てはめたいかを聞いてみた。

勝村は芸能界きってのサッカー好きとして知られ、テレビ東京系のサッカー番組「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0時20分)では約10年にわたってMCを務めている。取材でも撮影現場にサッカーボールを持って行き、二宮らとリフティングをした思い出を明かしてくれていた。

先の問いについて「難しい質問ですね…」としばらく考え込んだ。そして「じゃあフォワードは松本でしょうね。トップ下は二宮かな。ボランチが大野(智)君で、相葉(雅紀)君をセンターバックにしましょうか。で、キーパーを櫻井(翔)君に任せましょう。こんな感じでいかがでしょうか」と一気に答えた。

「松本さんはやっぱり点を決めてくれますか」と問うと「決めない気がしますね。ここっていうときに」といたずらに笑いつつ「でも最近丸くなってきたから、決めるかもしれませんね。ゴールしか見ていないですからFWにはもってこいかもしれない」と期待した。

二宮については「レフティーだし。彼はやっぱり器用だからね」。攻守をつかさどるボランチにはリーダーの大野を据えた。「全体を作る能力高いですからね。周りも見られて」と意図を説明。

守備陣を統率するCBには相葉を配置。「責任感が強そうなので。やさしくて。みんなのために誰よりもちゃんと守ってくれるんじゃないかな」。

最後のとりでとしてゴールマウスは櫻井に任せた。「キーパーだったら力を1番発揮するんじゃないか。足じゃあねーんだ。そこすげーなみたいな。誰よりもクレバーですから」。

サッカーを深く愛し、嵐のメンバーとも交流がある勝村のポジション紹介は、これからのメンバーそれぞれの活躍を見ていく際にもわかりやすい指標の1つになるかもしれない。【佐藤成】