アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役などで知られる声優の緒方恵美が、1月23日に公開予定だったアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の2度目の公開延期について、ファンに向け「みんなお客様を想ってる。それだけは信じて下さい」と呼びかけた。

緒方は同作の公開延期が発表された14日、ツイッターを更新。「お客様に光を届けたいーーそう思っている人だらけです。少なくとも私の周りは。だからいろいろな決断を、血を吐きつつ身を切る思いでしている人ばかりで…痛いほどわかるからただ共に耐え、できることを共に。理解して欲しいとは思わない。ただみんなお客様を想ってる。それだけは信じて下さい」と、制作側の思いをつづった。

公開延期は、新型コロナウイルスの拡大と緊急事態宣言の再発令を受けてのもの。緒方は「私自身はしがない1プレイヤー。でも1クリエイターでありちいさな会社の社長でもあります。自社の若手やスタッフ、仲間を死なせたくない。お仕事させて頂いている方々を、関連企業を、エンタメ業界を…だからこそその先にある政治に何とかお願いしたい。お客様に、光を。届けさせて下さい。私達に」と訴えた。