新型コロナウイルスに感染したタレントの井上和香(40)が、発症した当時の症状などについてつづった。

井上は23日、インスタグラムを更新。「私が異変を感じたのは、12月27日の夜中でした。それまで元気だったのに、突然の寒気に襲われました。『これは何かおかしい。もしかしたら…』なんて、いろんなことが頭をよぎりながら、とりあえず急いで市販の風邪薬を飲みました。でも、その4時間後には40度近くの高熱がでて、嘘のような震え方をするくらいの悪寒、節々が痛いとかそんなものではなく、全身が痛くて朝まで眠れませんでした。例えていうなら強めのインフルエンザっていう感じかな。その間、朦朧としながらも『もし私がコロナだったら、誰と会ったか、どれだけの人に迷惑をかけるのか』と、そんなことばかり考えていました」と振り返った。

その翌朝、かかりつけのクリニックでインフルエンザの検査とPCR検査を受け、「インフルエンザの検査は陰性でした。先生からもPCR検査の結果がでるまでは、陽性のつもりで生活をしてほしいと言われ自宅へ帰りました。家でも家族全員でマスクをして、あまり接触しないように私は寝室で寝ていました。身体の痛みはありましたが、解熱剤のおかげで熱は平熱に下がっていたので、思いの外楽に過ごしてました」という。

「でも、娘はコロナの事など分かってるようでちゃんとは理解できていないので、私のそばにきてしまうんです。何度も何度も注意してると、部屋に入っちゃダメ!と語気が荒くなってしまう。体力もないし、泣きそうな娘を見てると本当に申し訳なく思いました。隔離していたいんですが、娘のご飯も作らないといけない。なのであまり手をかけなくて済む、納豆ごはんや即席のスープなど簡単なものを作って食べさせてました」と、幼い子どもがいる家庭での隔離生活の苦労をつづった。

井上は昨年12月29日に「陽性」と診断され、自宅待機をしていたが、今月18日に所属事務所が「一定の経過観察期間を経て、体調も回復し、先日保健所より就業規制の解除を受けましたので活動を再開いたします」と報告した。