NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の1月29日に放送された第40話の平均視聴率が17・6%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、父テルヲ(トータス松本)にまたも裏切られた千代(杉咲花)は、やる気を失い撮影所にも行かなくなった。小暮(若葉竜也)も最後の挑戦と書いた脚本も不採用になり実家へ帰る決意。千代は小暮からのプロポーズも断り女優へ進む道を選んだ。カフェーに戻ると、ビール月間の表彰が行われ千代が1位になった。小暮が大女優にはできなかったがビール月間だけでも1位にするために、ビールをたくさん注文したからだった。小暮にプロポーズを断る時に酔っていたのは、これが理由だった。そして撮影所から小暮が去った翌日、千代は大山社長から解雇を言われ、さらに道頓堀で新たに始める喜劇の一座に参加するように言われた。その後、千代はカフェーの仲間とお別れをし、みんなに見送られ京都をあとにした。