女優仲里依紗(31)が、アニメ映画「クレヨンしんちゃん謎メキ!花の天カス学園」(高橋渉監督、4月23日公開)にゲスト声優として出演することが3日、分かった。

同作は、劇場版29作目で、シリーズ初の本格(風)ミステリー。しんのすけと、カスカベ防衛隊の仲間たちが学園に体験入学し、多発する怪事件を“プリっとおカイケツ”していく。06年に劇場版アニメ「時をかける少女」でヒロインの声を務め話題を集めた仲は、素行は悪いが、学園内でトップ2の成績を持つ、ギャルのアゲハ役を演じる。

仲は同シリーズの大ファンで「映画に出演させてもらえると聞いた時はすごくうれしかったです。子供の頃、自分の声がハスキーで母親に『クレヨンしんちゃんみたいにしゃべらないで、もうちょっとハキハキしゃべりなさい!』って言われていたのを思い出しました(笑い)」と喜んだ。

ギャル役も念願だった。「SNSや取材で『ギャルになりたい!』『ギャルが好き!』ってずっと言ってきていたので、この役でやっと夢がかなったという感じです!」。そして「ギャルだけど学年でナンバー2という両極端なところを持ち合わせているので、ギャップ萌えがあるキャラクターを演じていけたらいいなと思います!」と話している。

しんのすけは「里依紗おねいさ~ん、はじめまして~オラの映画に出てくれるなんて夢のようだゾ!しかもエリートでギャルですか…あ~オラ…、里依紗ちゃんみたいなキレイでツンデレなおねいさんに家庭教師されたい気分~、あは~」とコメントした。

フワちゃん(27)は、学園に在籍するYouTuberとして本人役で出演。初の声優に「今回なんとフワちゃん本人役なんだけど、とびっきりうれしかった!あたし、ずっと子供の時からしんちゃんと“おシリ合い”になれないかなって、夢みてたの。だからしんちゃんと“おシリ合い”になれてめちゃめちゃうれしかった!」。

チョコレートプラネットは、学園にいる2人組の不良として出演。松尾駿(38)は「ここ何年かの、この髪形も実はしんちゃんを意識してやっていました」。長田庄平(41)は「クレヨンしんちゃんは師匠と言っても過言ではないくらい芸能界だと先輩なので、その映画に出演できるというのは非常に光栄です!」と喜んだ。