大手芸能事務所ワタナベエンターテインメント所属芸人らが出場する「お笑いABEMA CUP2021~ワタナベNo・1決定戦」が15日、開催され、四千頭身が最終決戦に進んだ。

同大会は、同事務所所属の芸人だけでなく、アマチュアやフリー含めて総勢339組、640人が参加。決勝に進出したのはアントワネット、Aマッソ、金の国、Gパンパンダ、新作のハーモニカ、ゼンモンキー、土佐兄弟、ファイヤーサンダー、四千頭身、リンダカラーの計10組。出場10組が3ブロックにわかれて、各ブロックの1位同士が最終決戦で王者を決める。

Cブロックは四千頭身、Aマッソ、アントワネットが登場。四千頭身は「アンコール」のネタ、Aマッソは「人間関係が全部リーチ」というネタ、アントワネットは、ダジャレを交えながらのボケとツッコミを解説していくネタを披露した。

5人の審査員と視聴者投票による計6票のうち、四千頭身は4票を獲得して、1位となり、最終決戦に進出した。審査員のアンガールズ田中卓志は「四千頭身は後藤のボケがすごくいいな。ボケている感じがすごくうまい。絵がスゴいよかったんだよ。あるよ、この二刀流。こっちも育てた方がいい」とトリオ内で、普段とは異なる役割に挑戦したことを絶賛。

アントワネットについては「このタイミングで見るには最高だった。しょうもないのを求めていたのよ。体が。しょうもないのもうまく演じるのも大変。これはすごい。平場でも生きる」と話した。自身が票を入れたAマッソについては「『全員とリーチ』というあの一言。あの情景を全て回収した。あの一言、あれで評価していていいんじゃないか。設定の新しさが好き」と評価した。

優勝賞金100万円、「ABEMA」冠特番出演権をかけて白熱のお笑いバトルを繰り広げる。審査員はふかわりょう、田中、プロデューサーの小松純也氏、テレビ朝日プロデューサー加地倫三氏、テレビ東京プロデューサー佐久間宣行氏が務める。