5人組ビジュアル系バンドDIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)が、1年半振りの有観客LIVEを行うと9日、公式サイトで発表した。

5月6日に東京・有明の東京ガーデンシアターで開催する。19年11月20日の東京・新木場STUDIO COAST以来のステージになる。

多くのアーティストが既に政府のガイドラインに沿ってライブを開催している中、ディルもついに始動する。

リーダーのギタリスト薫は「当初はガイドライン通りでのライブをしても表現がうまくいかないと考えていたが、やらずに言うのも違うとなって、1回はやってから判断しよう」と開催を決めた経緯を話している。

コロナ禍以降、ディルは“無観客LIVE”等の試みを早い段階から行ってきた。観客全員がマスクをして客席の間を空け、歓声禁止の有観客ライブを行うことに対して、スタッフは「ディルは通常、ステージ背面に巨大なLEDスクリーンを設置して、映像とパフォーマンスの融合を映画のように見せてきました。今回は静かに落ち着いて見てもらうことになりますが、そういうディルも趣があって良いのではと思います」と話している。

4月28日には新曲「朧(おぼろ)」をリリースする。