元プロレスラーでタレントの北斗晶(53)が、選手たちがSNS上で誹謗(ひぼう)中傷を受けていることに「許せません」と憤り、自粛を求めた。

北斗は10日、自身が立ち上げた女子プロレス共闘組織「Women’s Pro-Wrestling Assemble」のインスタグラムを更新。女子プロレス団体「SEAdLlNNNG」が公式サイトで、「Twitter・InstagramなどのSNS・その他インターネット上における、あまりに過度の誹謗中傷や事実に反する悪意に基づいた書き込みやDMに対しての取り組みについてお知らせします。上記のような事象が認められた場合は弁護士等と協議のうえ、しかるべき法的措置と発信者情報の開示請求を検討、場合により実施することをこちらにお知らせいたします」としたことに言及した。

北斗は「昨年、皆様の記憶にも残ってると思いますが、私の後輩でもある1人の若い女子プロレスラーが誹謗中傷により自らこの世を去ってしまいました。あの時の私個人の思いや意見はこの場で伝えるつもりはありませんが…」と、22歳の若さで亡くなった女子プロレス団体スターダム所属の木村花さんについて触れるとともに、「昨年の悲惨な出来事から一年も経っていないのに…また同じ事をしようとする人がいる事が悲しく、腹立たしく また顔の見えない誰かに後輩達が苦しめられている事が許せません。誹謗中傷をする人達に問いたい!」と怒りをあらわにした。

続けて「戦う事を決めた【SEAdLlNNNG】と共にアッセンブルも戦います」と宣言し、「どうぞ心無い言葉で人を傷付けたりせず、カッと熱くなって書いた言葉を送信する前に一度見直してみてください」と呼びかけた。