日向坂46が27日、デビュー2周年メモリアル配信ライブ「2回目のひな誕祭」を開催した。

冒頭、スクールバスの中からメンバーが1人1人登場した。アメリカの学生チアリーディング風衣装で、激しいダンス。火柱のあがる中、ハーフタイムショーのような演出だ。「アザトカワイイ」「ソンナコトナイヨ」をパフォーマンスし、画面越しに元気を届けた。

続く「ドレミソラシド」では、演出協力のため来場した700人が客席に登場。昨年コロナ禍で直接会えなかったファンたちを前に、加藤史帆(23)丹生明里(20)らが次々と涙し、泣き声交じりに歌った。

キャプテン佐々木久美(25)は「ついにライブ会場におひさま(ファンの愛称)が来てくれました !  そして、リモートでもたくさんのおひさまが見てくれています。ありがとうございます。感動的な『ドレミ』でしたね」と笑った。「今日はなんといっても、日向坂46、2歳のお誕生日です !  こんな大切な日に、たくさんのおひさまのみなさんと過ごせるって本当に幸せですね」と喜んだ。

高本彩花(22)は「いざ(ファンを)目の前にしたら涙が止まらなくて。ずっとこの日を求めていたんだな、って感じました」としみじみ。松田好花(21)も「自分でも泣くかな、って思っていたんですけど、『 <歌詞> ドレミのファ~』で、涙もファ~って(流れた)」と笑顔。「約1年ぶりにおひさまの皆さんと会えて、うれしい気持ちでいっぱいです。この日がやっと来ました。今日はめでたい日でしかないですね。お祝いモードでいきましょう ! 」と呼び掛けた。

19年2月にけやき坂46(読み:ひらがなけやき)から改名し、同3月にシングル「キュン」でデビューした。ライブでは「ひらがなで恋したい」「抱きしめてやる」などけやき坂46時代の楽曲も、当時の衣装を着て披露した。終盤の「JOYFUL LOVE」では、ライブで恒例となっていた7色のペンライトで客席に虹を表現する演出を、700人のファンが実行。佐々木久美は「虹も作っていただいて、なんて幸せなんだろうって思いました。また3年目も4年目も、5年目も10年目も、50年目も100年目も、おひさまと一緒に、ひな誕祭できますように。これからも日向坂46をよろしくお願いします ! 」と笑顔で感謝した。

アンコールでは、5枚目シングル「君しか勝たん」の5月26日リリースなども発表された。佐々木久美は「皆さんの姿が、すごく心に染みました。これからも私たちと一緒に走ってくれたらうれしいです ! 」と伝え、「また、皆さんと一緒の時間を共有できる日が必ず来るので、それまで私たちの曲を聴いたり、ブログを読んだりしてくれたらうれしいなと思います ! 」と呼び掛けた。