KAT-TUN亀梨和也主演の日本テレビ系連続ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」(土曜午後10時)の最終話が27日放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・1%だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は12・4%、第2話は10・4%、第3話は9・9%、第4話は9・4%、第5話は9・5%、第6話は9・5%、第7話は9・8%、第8話は10・3%、第9話は9・1%だった。

同作は監視カメラのネット解析や画像分析などビッグデータを駆使し、サイバー犯罪に対応する架空の新設組織「KSBC(神奈川県警捜査分析センター)」が舞台のサスペンス。

亀梨は恋人を連続殺人で失った過去を持つ特別捜査官・伏見響介を演じる。プロファイリングが得意な元大学教授、シングルマザーの自衛官、若き天才ハッカーら元犯罪者で個性派チームを結成し、最新の科学捜査で連続殺人鬼を追い詰めるさまをスリリングかつスピーディーに描く。

最終話で、小牧(松村北斗)の銃撃現場から逃走した伏見(亀梨和也)に、鳥羽(高嶋政伸)から連絡が入った。そして鳥羽の過去が明かされた。そこには伏見の婚約者・美保(小野ゆり子)の死との思いがけない関係があった。

鳥羽の真意を探る鍵が、公にできない犯罪を記した“ブルーブラッドリスト”にあると確信した島原(松下奈緒)は、奥州(矢島健一)のPCからデータを盗み出すことに成功。

一方、捜査一課に追われる伏見を隠れ家にかくまった山崎(木村祐一)と湊川(シシド・カフカ)は、謎の男・真弓(TAK∴)に関する有力情報を長篠(趣里)経由で入手し、伏見に手渡した。そんな中、KSBCのある人物が真弓に誘拐され、人質に取られた。その背後には鳥羽の「真の目的」が隠されていた。

伏見はこれまで感じたことがないほどの怒りを覚えた。そして、KSBCを翻弄(ほんろう)した内通者の正体が解き明かされた。