広瀬すずと嵐櫻井翔がダブル主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「ネメシス」(日曜午後10時30分)第5話が9日、放送され、平均視聴率が7・8%(関東地区、速報値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は、11・4%、第2話は9・5%、第3話は8・9%、第4話は8・3%だった。

同作は、櫻井演じるポンコツ探偵・風真尚希と広瀬演じる天才すぎる助手・美神アンナの凸凹バディが、超難解な事件を次々と解決していくミステリー。

広瀬は19年NHK連続テレビ小説「なつぞら」以来、櫻井は嵐活動休止後初となる連続ドラマ出演で、注目が集まっている。2人は、18年の映画「ラプラスの魔女」、同年「第69回NHK紅白歌合戦」司会に続き3度目のタッグだ。

第5話で、探偵事務所「ネメシス」に、アンナが偏愛する謎の料理店“Dr・ハオツー”の料理人=リュウ楊一(加藤諒)が浮かない顔でやって来た。「てんぐ伝説」で有名な山奥で“天狗サーモン”というサケの養殖業を営む天久潮(渡辺哲)が、泥酔して崖から転落死する事件が起きた。週刊誌は「てんぐのたたり!」とあおり、自殺をほのめかす記事を掲載するが、リュウは社長が転落死する前日に偶然会っていた。その時の社長は離れて暮らしていた3人の息子たち=長男の一魚(野間口徹)、次男の二魚(大鶴佐助)、三男の三魚(堀家一希)が家業を継ぐために戻って来たことを心底喜んでおり、自殺するはずがないということを明かした。