16日に放送された、広瀬すずと嵐櫻井翔がダブル主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「ネメシス」(日曜午後10時30分)第6話の世帯平均視聴率が7・9%(関東地区、速報値)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人平均視聴率は4・3%。

第1話は、11・4%、第2話は9・5%、第3話は8・9%、第4話は8・3%、第5話は7・8%(いずれも世帯平均視聴率)だった。

同作は、櫻井演じるポンコツ探偵・風真尚希と広瀬演じる天才すぎる助手・美神アンナの凸凹バディが、超難解な事件を次々と解決していくミステリー。

広瀬は19年NHK連続テレビ小説「なつぞら」以来、櫻井は嵐活動休止後初となる連続ドラマ出演で、注目が集まっている。2人は、18年の映画「ラプラスの魔女」、同年「第69回NHK紅白歌合戦」司会に続き3度目のタッグだ。

第6話で、動画配信用カメラで騒々しく生配信をしながら、膨大なフォロワー数を誇る暴露系動画配信職人=タジミンこと多治見一善(柿澤勇人)が探偵依頼人としてやってきた。

今をときめく若手人気女優=久遠光莉(優希美青)の行方を捜してほしいといった。実はこの日、車内で覚醒剤を使用しているタジミンと光莉の動画が流出し世間は大騒ぎになっていた。だがタジミンは、これが明らかなフェイク動画だといった。2人に恨みを持つジャーナリスト=神田凪沙(真木よう子)にはめられたと主張し、凪沙が光莉を拉致しているのではないかと心配した。

一方、“神田凪沙”の名前を聞き、今までにない速さで依頼を快諾する栗田(江口洋介)だったが、「天狗サーモン」の一件以来腰痛が著しく悪化している様子だった。風真とアンナを追い払うよう捜査に行かせるが、その裏で何やらひそかに別行動をしていた。

一方タジミンと共に、光莉不在の撮影スタジオにアンナと風真は出向いた。初めてのドラマの現場に興味津々のアンナだったが、そこにまさかの凪沙本人が現れた。