俳優鈴木亮平(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「レンアイ漫画家」(木曜午後10時)の第8話が27日に放送される。

主人公・刈部清一郎(鈴木)は、人付き合いが苦手な変わり者の天才漫画家。刈部まりあという女性名のペンネームで正体を隠し、大ヒット作の「銀河天使」を連載しているが、そのプライベートは謎に包まれている。夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)は、初恋の人・刈部純の葬儀で、その兄の清一郎と出会う。

弟の息子のレン(岩田琉聖)を引き取った清一郎は「俺のために恋愛しろ」と、あいこに仕事を依頼する。漫画のネタのために疑似恋愛するというミッションだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。2人の姿を描くラブコメディー。

第8話では、清一郎は、あいこの告白に激しく動揺していた。なぜ彼女が自分に恋愛感情を抱いたのか理解できずに悶々(もんもん)としてしまう。あいこも、普段通りに振る舞おうとするが、とうてい平静ではいられなかった。

一方、編集者の向後達也(片岡愛之助)は「銀河天使」を日本漫画大賞にノミネートしたことを、賞嫌いの清一郎に、いつ伝えようか悩んでいた。向後の様子を見ていた、あいこのバイト先のカフェ店長・二階堂藤悟(眞栄田郷敦)は、清一郎が「銀河天使」の作者だと気付く。別れたばかりの元カノ伊藤由奈(小西桜子)とは、気まずい雰囲気のままだった。

刈部家へ向かった向後はレンを見つけた。その隣には清一郎の古くからの友人という秋山美波(内田理央)の姿が。レンと一緒に再び家にやってきた美波に目を見開く清一郎。レンが自分の部屋に行ったところで、美波がレンに母親だと伝えてないことを確認する。事情を知らない向後は、緊迫した空気の2人に戸惑うも、あいこにリビングから連れ出される。

美波は離婚してから一度もレンに会いたがらなかったではないか、と問い詰める清一郎。美波は、それは父親の純が望まなかったからだと言い訳し、今ならレンと暮らせる気がする、清一郎と3人なら、と言い出す。あいこから事情を聴いた向後は、清一郎の危機を察知、美波を追い返す作戦に出るという。