岡田将生(31)が2日、都内で行われた主演映画「Arc アーク」(石川慶監督、25日公開)完成報告会で、クランクインのシーンが主演の芳根京子(24)とのキスシーンで「すごく久々にお会いしたのに、急にキスシーンだったもんね…緊張したよね」と苦笑した。

劇中で、芳根は遺体を生前の姿のまま保存できるよう施術「プラスティネーション」を発展させた不老不死の施術を17歳の時に受けた世界初の女性となり、30歳の体のまま永遠の人生を生きていくリナ、岡田は不老不死の技術を作り、リナにプロポーズする天音を演じた。

2人はTBS系で17年4月期に放送されたドラマ「小さな巨人」で共演歴がある。岡田は「お互いの俳優としての信頼関係に不安はなかったんですけど、役柄同士ではその時が初めて。どうしようかな~と思っていたら、監督と3人で段取りを1~2時間、密に3人でやって(役の)関係性が深く理解できるようになって、ああいうシーンになった」と振り返った。

一方、芳根は「天音役が岡田さんになるかも知れないと言われた時『かも、なんてやめてください、決めてください!』とお願いしたくらい。大事な役なので、どなたがやってくださるか、気にかけていたので、1度、ご一緒した岡田さんと聞いた時、心の底からホッとした」と岡田との共演を熱望していたと告白。「すごく緊張していたんですけど、岡田さんとの共演シーンは心がホカホカする気持ちで…うれしかったです。癒やしのマーさんです」と笑みを浮かべた。