NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の7日に放送された第16話の平均世帯視聴率が16・0%(関東地区、速報値)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、坊さんにはならないと仙台の大学から逃げてきた三生(前田航基)は、永浦家にしばらくの間、居候することになった。そして三生は祖父龍己(藤竜也)のカキの養殖の手伝いをすることになった。百音の妹未知(蒔田彩珠)は龍己の助けを借りながら、家に作業場を作り、夏休みの自由研究でカキを卵から育てる地場採苗に挑戦していた。百音は家業だけでなく、気仙沼の漁業の未来まで考えて研究に打ち込む妹の姿に圧倒された。その後、百音らが昼食を食べていると家族で、この先の天気の話になり、さらには未知と龍己は種カキの原盤を入れるタイミングを気象データや龍己の長年の経験から話す姿を見て、百音は天候を読むことが漁業にとっていかに重要かが次第に分かってきた。