菅田将暉が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「コントが始まる」(土曜午後10時)第9話が12日、放送され、平均視聴率が7・4%(関東地区、速報値)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は8・9%、第2話は8・6%、第3話は7・5%、第4話は7・1%、第5話は7・0%、第6話は6・5%、第7話は6・8%、第8話は8・4%だった。

同作は、菅田、有村架純、仲野太賀、古川琴音、神木隆之介と世代を代表する豪華なキャスト陣が集結。5人を中心とした青春群像劇となる。

菅田、神木、仲野の3人は、売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」を演じる。3人がネタ作りにいつも集うファミリーレストランのウエートレスを有村が、有村の妹役を古川がそれぞれ演じる。

「マクベス」の3人がドラマ冒頭でコントを披露し、残りの53分間の物語の重要な伏線としてつながるという斬新な構成で物語が紡がれる。

第9話で、マクベスが披露したのはコント「結婚の挨拶」。春斗(菅田将暉)がプロレス実況の格好をして明転したステージに現れた。そこに、チャラい若者役の瞬太(神木隆之介)と、頑固オヤジ役の潤平(仲野太賀)が登場、コタツを囲んだ。

無事に里穂子(有村架純)の就職先が決まり、奈津美(芳根京子)やマクベスらとともにマクベス開幕の聖地「ポンペイ」にて就職祝いをした。その会話の中で、潤平は奈津美の実家へのあいさつのことを尋ねられた。その潤平にはずっと心のシコリになっていることがあった。それは、奈津美の元彼氏であり、現在新進気鋭の実業家として活躍している小林勇馬(浅香航大)の存在だった。そして、その関係のこじれは、春斗に対して抱いていた思いにも関係することがあった。

一方、春斗は、引き篭もりを脱して印刷会社で働くようになった兄・俊春(毎熊克哉)と再会した。手を差し伸べてくれた大切な人を満足させるために頑張ってみようという決意を語る俊春の言葉に、春斗は耳を傾けた。

そんな中、潤平はついに奈津美の実家へあいさつに向かった。

その頃、春斗と瞬太は高校の担任・真壁(鈴木浩介)の家にバーベキューに招待された。2人は真壁の息子・太一から「夢」について、問いかけられた。