27日に最終回を迎える阿部寛主演(57)TBS系連続ドラマ、日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜午後9時)に出演するKing&Prince高橋海人(22)ら生徒役の俳優陣がクランクアップしたことが26日、公表された。

阿部や長澤まさみ(34)演じる弁護士が、個性的な「東大専科」の生徒たちを東大現役合格へ導くドラマもクライマックス。第1話から視聴率も好調で、毎週のようにツイッターの世界トレンド1位になるなど注目を集めている。

高橋は「東大専科のみんなは、すごく勢いのある俳優さんばかりで僕は拙い演技だったかもしれませんが、そんな中でも監督やプロデューサーさん、そして桜木先生にいろんなアドバイスをいただきながら瀬戸輝という役と向き合えたことは僕にとって一生の、二生の、三生の財産になりました。この4カ月間の思い出を大切にこれからも頑張っていこうと思います」と感慨深く振り返った。

南沙良(19)は「優しい皆さんのおかげで充実した毎日を送らせていただくことができました。今は終わってしまうのが寂しいなと感じています。またどこかで皆さんとご一緒できる日を楽しみにしています」と再演を心待ちにした。

バドミントン選手から東大受験にシフトする岩崎楓役を演じた平手友梨奈(20)は「まだ皆さんは撮影が残っているかと思いますが、無事終えられることを祈っています。本当にありがとうございました」と感謝した。

優秀な弟との比較に悩む天野晃一郎役を演じた加藤清史郎(19)は睡眠中も撮影現場の夢をみるほど、居心地が良かったといい「本当にやりがいを感じていましたし、監督・キャスト・スタッフのみなさんから良い刺激をもらいながら天野晃一郎としてやってこれたんじゃないかなと思います。みなさんまだ目に見えないウイルスと闘いながらの生活が続くかと思いますが、お心とお体にはお気をつけてください」と周囲を気遣った。

当初は専科の生徒をバカにしていた藤井遼役を演じた鈴鹿央士(21)は「藤井遼は当初、キャラ的にみんなから嫌われる役柄だったので、現場でも嫌われているなって感じることがちょいちょいありました(笑い)」と振り返りつつ「最終話まで撮影して専科のみんなとはすごく強い仲間意識でつながれたし、そこにリアルな絆も生まれました。スタッフさんたちにも支えていただきながら刺激的な毎日を送れていたので、僕にとってこの作品は本当に大切な財産になりました」。

文系トップの学力を誇りながら家庭環境に問題を抱える小杉麻里役を演じた志田彩良(21)は、制作発表会見時にプロデューサーから熱い言葉をかけらたといい「目の前のことを1つずつ丁寧に頑張ろうと思ってこの作品と向き合ってきました。毎日いろんなことを吸収させていただいて、この作品に出させていただけて本当に幸せでした。そしてこの専科のみんなに出会えたことが本当に幸せだなと思います」と充実感をにじませた。

発達障がいを抱える原健太役を好演した細田佳央太(19)は「健太の特性上、いろんな人にご負担をおかけしたこともあったかと思うのですが、最後まで皆さんに支えていただいたおかげで健太という役を生きることができたと思います」と感謝。「本当にこの作品で自分の今持っているものを出し切れたと思っています。また皆さんとどこかで会えるよう頑張ります」と誓った。

長澤を陥れる不良の小橋辰徳役を演じた西山潤(22)は「まさか、最後までこのメンバーと一緒にいられるとは思っていなかったので、今、結構ウルっときています。明日から髪の毛と眉毛を生やしたいと思います」。同じく不良・岩井由伸役の西垣匠(22)も「何者でもない無名の僕を使おうと思ってくださった監督とプロデューサーさんには感謝の言葉しかありません。そして、約4カ月間一緒に過ごしてくれた専科のみんなもありがとうございました」と感謝の言葉を並べた。

最終話は15分拡大で放送される。