フリーアナウンサーで女優の田中みな実(34)らが27日、都内で、7月4日スタートの中川大志(23)主演日本テレビ系ドラマ「ボクの殺意が恋をした」(日曜午後10時30分)の制作発表記者会見に出席した。

同作は、中川演じる、最高に間の悪い“殺し屋”男虎柊(おのとら・しゅう)が、育ての父を殺した人気漫画家・鳴宮美月(新木優子)に報復するために近づくが、逆に恋に落ちるスリリング・ラブコメディー。

田中は長年、鳴宮をサポートしているチーフアシスタント・水瀬千景役を演じる。ノースリーブの衣装で登場し「若いアシスタント2人を従えていて、少々強気。日々業務に追われております。大きな秘密を抱えている。さらにその裏もあるのではないかとかいろんなことを想像させるキャラクターになれば」と役柄について説明した。

作品のテーマに絡めて、「殺し屋に狙われそうな人」を答える場面で、水野美紀(46)と藤木直人(48)が田中の名前をフリップ記した。藤木は「ネットニュースに取り上げられることが多いから」、水野は「よくパパラッチに狙われているなって」と理由を示すと、田中は「ありがたいことですね、注目していただいて」と苦笑いを浮かべた。

また「間が悪い人」というお題では、鈴木伸之(28)から田中の名前が挙がった。あるシーンの撮影で、田中の立ち位置が50メートルもずれていたといい「その日から『うっかり八兵衛』というあだ名で呼んでいます。そういうことが多々ありまして。面白い方ですね」と暴露された。中川からも「みな実さんが鈴木君に背後から近づいていって膝カックンしたんですけど、身長差が(ありすぎて)…鈴木君のふくらはぎに。全然届いていなかった」と田中のおちゃめなエピソードを明かされ、田中は照れ笑いを浮かべた。

鈴木が「うっかり八兵衛」と呼ぶのに合わせて田中がポーズをとるというおきまりの掛け合いがあるといい、司会を務めた日本テレビ安村直樹アナウンサーから促されて、田中が披露することに。いざやりとりをみせると、安村アナは「おーおもしろいですねー」と棒読み。田中は「男性アナウンサーの悪いところ出てますよ!」とやり返して笑わせた。

さらに中川が「みな実さんはいつも食べ物とか健康について心配していただいて。これ食べ過ぎちゃだめだよ、これ食べなさいって管理していただいている」と田中の面倒見の良さを語ると、中尾明慶(32)は「水を2リットル飲まなきゃいけない。みんなトイレ近いから全然進まない。常温で2リットル飲むルールが…美のカリスマからアドバイスをいただきまして」と“みな実式健康法”が現場に導入されていることを明かした。田中は「常温で」と補足して笑わせるなど、共演者の仲の良さを伺わせた。