来年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜脚本、小栗旬主演)の第4次出演者が8日、同番組の公式ツイッターで発表され、岡本信人(73)の出演が明らかになった。武骨で一本気な坂東の重鎮、千葉常胤(ちば・つねたね)を演じる。大河ドラマは11回目の出演となる。

ツイッターでは「誉ある大戦でひと暴れしないかと話が来れば、乗らない手はない」のせりふとともに紹介された。岡本は役柄について「若くして父から所領と同時に譲り受けた支配権争いに毅然(きぜん)と立ち向かった常胤に芯の強さを感じました」とコメント。

「晩年、頼朝を支えて鎌倉幕府に尽力し、波乱の時代を持ち前の誠実さと才知で生き抜いた、いわば縁の下の力持ちだと思います。60を超えてなお、勇猛で土臭い坂東武士の常胤を意識したいと思います」と話している。

鎌倉時代を舞台に、小栗演じる北条義時が幕府の最高権力者に上り詰める姿を描く。脚本は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く3作目の大河となる三谷幸喜氏が手掛ける。

主演の小栗のほか、これまでに菅田将暉、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋らの出演が発表。第2弾出演者として新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行、第3弾出演者として江口のりこ、鈴木京香、市川染五郎らが明らかになっている。

この日は、第4弾出演者として青木崇高、秋元才加、山崎一が発表された。