ほとんど公の場に姿を見せることがないトランプ前大統領の末っ子バロン君(15)の近影がパパラッチされ、その成長ぶりが話題になっている。

バロン君は母のメラニア夫人と共に7日、ニューヨークのマンハッタンにあるトランプタワーから出てくる姿がキャッチされたが、身長180センチの母の背丈を優に超え、体格も風貌も一気に大人びた雰囲気になっており、ニューヨーク・ポスト紙は身長は2メートル強だと伝えている。4日にニューヨーク入りしていたトランプ氏の姿はこの日はなく、2人だけの外出だったようだ。

バロン君は今年1月に退任したトランプ氏とメラニア夫人が大統領専用機でフロリダ州にある別荘に向かう際にもメディアの前には姿を見せておらず、退任後はメラニア夫人と共に自宅で人目に触れないよう静かに暮らしていたといわれている。

先月行われたトランプ氏の誕生日パーティーでも姿を確認されておらず、2人がニューヨークを訪れたのはホワイトハウスを去ってから初めてだとピープル誌は伝えている。トランプ氏は退任直後はゴルフさんまいの生活を送っていたが、先月26日にオハイオ州で退任後初めての集会を開くなど、政治活動を本格的に再開させて表舞台に復帰している。

トランプ氏はフロリダ州の猛暑を避けるために夏の間は主にニュージャージー州のゴルフ場に滞在すると伝えられているが、メラニア夫人とバロン君はトランプタワーとニュージャージー州のゴルフ場を行き来する生活を送る予定だと同誌は報じている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)