俳優藤木直人(48)が15日、都内で、主演のWOWOW「連続ドラマW 黒鳥の湖」(24日スタート、土曜午後10時)の完成報告会に出席した。過去の事件と因果応報が交錯するミステリー。

過去が今につながっている物語の展開にちなみ、あの過去があったからこそ今がある、というテーマのトークでは、藤木は「双子の兄に隠れてる内気な子供だった。エンターテインメントにあこがれて、読者モデルのオーディションに応募しようとした。兄に『そんな恥ずかしいことをしたら縁を切る』と言われて一度あきらめたけど、あきらめられなかった。あの時の俺、頑張ったな」と振り返った。兄はその後、応援してくれるようになったという。

吉瀬美智子(46)は「ショートの人という印象かもしれませんが、長い時もあった。ロングのままだったらこのステージに立っているのかな。髪形って大事だな」と話した。吉瀬は今年4月に一般男性との離婚を発表後、報道陣の前に立ったのは初めて。

三宅健(42)は「16歳の時、V6に入ってスタートさせたことはターニングポイント。じゃなかったらここに立ってないと思います。ジャニー(喜多川)さんが右も左も分からない中学生を入れてくれた。感謝しかないです」と話し、財前直見(55)は「(主演の)『お水の花道』というドラマの助監督が、今、監督としてここにいる」と、隣の岩田和行監督を見やった。