21日に放送された、東山紀之主演のテレビ朝日系ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の第3話の世帯平均視聴率が11・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが26日、分かった。

第1話は11・9%、第2話は11・7%だった(いずれも世帯平均視聴率)。

東山演じる天樹悠を中心に、個性派刑事たちが難事件解決に挑む人気刑事ドラマ。15年にシーズン1がスタートし、今年シーズン7を迎えた。

路地裏で男性の刺殺体が見つかった。臨場した天樹は、被害者の所持品から宮城県の地方紙の切り抜きを見つける。半年前に白石市内の山中でキャンプしていた大学生2人が新種の毒キノコを食べ、ひとりが死亡したことを報じた記事だった。刺殺体を解剖した堂本俊太郎(北大路欣也)は、記事のことを聞き、一瞬表情を変える。

まもなく、被害者が、半年前に出所したばかりの山崎勝利(向野章太郎)と判明。山崎の靴に付着していた土の成分から、彼が最近、白石に足を運んでいた可能性が浮上し、天樹と海老沢(田辺誠一)は宮城県へ向かう。

山崎は記者を装い、白石で毒キノコ事件についてかぎまわっていたという。そして、事件について“赤いコートの女”が探っていたことが明らかになる。

さらに、20年前に宮城で起きた毒物事件にも、山崎が容疑者として浮かんでいた。都内で捜査を進めていた水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は事件当日、赤いコートの女が都内で山崎と接触していた事実を突き止め…