ジャニーズ事務所の室龍太(32)主演の青春群像コメディー「コムサdeマンボ」が5日、大阪市北区のシアター・ドラマシティで開幕した。

下北沢のアパートに集う、売れない役者たちを描いた「どれミゼラブル(19年)」の続編で、約2年後を描く。前作で、芸人兼見習い放送作家だった主人公のコムサ真二を演じた室が、今作も主演。バラエティー番組作家として、地上波デビューした設定だ。

室は「いろいろな役者の方たち、素晴らしいスタッフ、演出してくださった水田(伸生)監督。みんなで作った作品を、1人でも多くのお客様に見ていただきたい」とコメント。コロナ禍での上演には「見に来られない方もいると思うのですが、そういった方々にも何かが届くようにと思いながら、一生懸命この板の上で頑張りたいです」と、心を込めて演じると約束した。

熱戦が繰り広げられている東京五輪にも触れ「世の中はオリンピックで熱くなっていますが、金メダルと言わず、(今舞台で)金・銀・銅と3種類のメダルを取りたいなと思いますし、感染予防対策をしっかりしながらお客様をお迎えし、ゴン攻めで頑張りたいです」と語っていた。

公演は同所で8日まで。11~22日まで銀座・博品館劇場、24、25日に京都劇場、27日に静岡市民文化会館でも上演予定。