日本が正式競技としては初めての金メダルを手にした。侍ジャパンが3回、最年少21歳の村上宗隆内野手が先制ソロ。8回には貴重な追加点を奪い、継投で無失点で守り抜き、1次リーグから今大会5戦全勝で世界一を決めた。

同試合は、NHK総合で放送された。試合会場からスタジオに映像が戻ると、NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターを務める嵐櫻井翔(39)は、少し目を潤ませながら「いやー感動しちゃいました」とつぶやいた。

さらに「本当に2008年(北京五輪)の悔しそうな姿を目の当たりにしていたので、オリンピックの借りはオリンピックで返すといった稲場監督が本当に金メダルでその借りを返したこと。後は何より、普段それぞれの球団で戦い合っている選手たちがジャパンのユニホームに袖を通して一丸となって戦っている姿。この結果は各球団のそれぞれのファンの方々、各球団それぞれの関係者の方々、本当に最高の金メダルになったんじゃないかなと思います」と感慨深そうに語った。

横浜スタジアムからリポートしたNHKオリンピック放送アスリートナビゲーターの北島康介氏は「最高でーす!」と片手を挙げて喜んだ。「本当にうれしかったです、ぼくは。見事勝利を勝ち取ってくれました。本当にうれしいです」と笑顔を見せた。