パンクロックバンドHi-STANDARDの難波章浩(51)が、新型コロナウイルス感染拡大が続く中での野外音楽イベント「FUJI ROCK FESTIVAL’21」開催に複雑な思いをつづった。

難波は8日、ツイッターで、東京オリンピック開催に反対する一方でフジロックに出演するアーティストや参加者に対し、批判的な声もあがっている状況に言及し、「フジロックに行く人達にオリンピックを反対しまくったと思う人は、それにより誰かを傷つけた事を謝れたらいいのでは?フジロック開催に反対する人がいるのも当然だし。実際自分は新潟県民としても開催にというより、今回色々思うことはないわけない」と吐露した。

その上で「オリンピックもそうで、出ているアスリート達は何も悪くなくて、聖火ランナーしたしないとか、した人も全然悪くなくて。国や思想、宗教など派閥や、人種や肌の色も余裕で関係なくて、そこで最大限のパフォーマンスをするアスリートもアーティスト達は全く悪くないとしないといけないと思う」と続け、「出演する側は払い戻しみたいな、辞退は簡単には出来ないというのも理解してあげれたらいいかと」とした。

コロナの感染拡大で参加を断念する人についても「本当にイライラしてるだろう」と推し量りつつ、「今の状況ではそっちが正解だと思うし、あの人数で三日三晩キャンプして遊んで接触しないなんて可能なのかな。バンバン除菌スプレーも配るべきかも」と懸念。 その後のツイートでは「生意気すみませんでした 僕は誘われてないから恨んでフジに意見があるんではないです」とした上で、「ロックの最高峰って言われてるんだから辞退したバンドさんの事とか何が起こってんのか説明して欲しいです。(主催のSMASH代表)日高さんが何を考えているのか知りたいです」と、CORNELIUSらの出演キャンセルについても触れ、「やると決めたからには後は参加する人次第祈ります」とつづった。