演歌歌手の辰巳ゆうと(23)が8日、東京・日本橋三井ホールでセカンドソロコンサートを行い、7日に行われた東京オリンピック(五輪)の野球決勝で、日本が2-0で米国に競り勝ち、金メダルを獲得したことについてコメントした。

幼少期から野球好きで、中学時代は野球部にも所属していたという辰巳。「オリンピックで一番興味があったのは野球です。昨日の野球の決勝も見ていましたが、すごく感動しました」とコメント。

昨年3月に予定していた「辰巳ゆうとコンサート2020~卒業、そしてこれから~」がコロナの影響で中止になってから約1年5カ月。コンサート前は「日本代表の金メダルにあやかって、その勢いのままにこのコンサートに挑みたいです」と意気込みを語っていた。

オープニングでは「今日は、待ちに待った2回目のソロコンサートです。暗いニュースが多い中、今日は幸せな気分になれるよう、そして皆さまに笑顔になっていただけるようなコンサートにしたい」と笑顔であいさつ。

最新曲「誘われてエデン」をはじめ、第2弾シングル「おとこの純情」、第3弾シングル「センチメンタル・ハート」、昭和の名曲カバーからチェッカーズの「涙のリクエスト」、五輪真弓の「恋人よ」、三波春夫の「長編歌謡浪曲『元禄桜吹雪 決斗高田の馬場』」、1stアルバム「辰巳ゆうとファーストアルバム-力いっぱい、歌いました-」に収録の「惚れて千両・無法松」、アンコールでデビュー曲「下町純情」など全20曲を熱唱した。