元宝塚歌劇団星組トップスター紅ゆずるが9日、東京・明治座で、主演するミュージカル「エニシング・ゴーズ」(8月11日開幕)の公開ゲネプロを行った。

1934年にブロードウェーで初演された後、88年に第42回トニー賞で3部門を獲得。さらに2011年、第65回トニー賞において再び3冠に輝く快挙を成し遂げた。初演から80年以上たつ今も世界各国で上演されている。日本では89年の初演以降、再演を重ね、今回は8年ぶりの上演となる。

豪華客船を舞台に、ナイトクラブのスターのリノ(紅)や、リノが恋するビジネスマンのビリー(大野拓朗)ら、多彩な人々が繰り広げる騒動を描く。ほかに廣瀬友祐、愛加あゆ、一路真輝、平野綾、市川猿弥、陣内孝則らが出演する。

東京公演は、1日に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で9日までの全公演が中止に。また、21日までの夕方公演が、中止となった。現在、11日~22日までの12時開演/13時開演及び24~29日の全ステージは予定通り上演する方向で準備を進めているという。