12日に放送された、佐々木蔵之介主演のテレビ朝日系ドラマ「IP～サイバー捜査班」（木曜午後8時）の第5話の世帯平均視聴率が7・9％（関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値）だったことが13日、分かった。

第1話の世帯平均視聴率は10・3％、第2話は10・4％、第3話は9・2％、第4話は6・5％だった。

サイバー犯罪と人間ドラマが絡み合うミステリー。佐々木は超デジタル人間のサイバー捜査スペシャリストの安洛一誠を演じる。

ソーシャルゲーム運営会社の社員・鶴本勝弘（谷口知輝）が、ビル屋上から転落死する事件が起きた。被害者が札束を所持していたのか、遺体のそばには1万円札が100枚近く散らばっていた。安洛ら京都府警サイバー総合事犯係は、落下して壊れた鶴本のスマートフォンを復元。すると死の直前、彼は自社でリリースした人気ゲームの画面を開き、犯人と思われる相手に見せていたことがわかる。

サイバー総合事犯係の係長・平塚栄太郎（杉本哲太）は、珍しくリーダーシップを発揮して捜査開始を宣言。実は最近、浪人中の息子・拓夢（森山瑛）が事件のソーシャルゲームにハマっていることを知り、親子の会話の糸口になればと考えたのだ。

さっそく捜査を開始し、鶴本の勤務先を訪ねた古宮山絆（福原遥）と多和田昭平（間宮祥太朗）。社長の吉岡三紀彦（駿河太郎）はカリスマゲームプロデューサーとして有名なやり手で、ケンカ別れした創業メンバー・秋原勇次（忍成修吾）の会社を、提携という名のもとに吸収合併しようとしていることが判明し…。