明石家さんま(66)が14日夜、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」の放送で、元妻で女優大竹しのぶ(64)が東京オリンピック閉会式に出演したことに触れつつも、自身は見逃していたことを明かした。

大竹は閉会式の終盤、詩人で童話作家の宮沢賢治が作詞、作曲した「星めぐりの歌」を歌った。さんま自身、かねて閉会式への出演希望を公言していたところ、元妻が登場-したわけだが、実は…。

さんまは同日、閉会式をNHKで見ていた。終盤に差し掛かり、橋本聖子氏があいさつを始めた。

ところが「大竹しのぶさんがラストでお歌いになったの、まだ見られてないんですよ」と吐露。実は「トイレに行きたくなって…帰ってきたら、台風情報になってて、終わったんやと思ってた」と明かした。

つまり、さんまがトイレへ行っている間に、サブチャンネルへの誘いがあり、それを見逃したため、閉会式は終わったと認識し、別チャンネルで継続していることを知らなかった。

そこへ、式典終了後、大竹からLINE(ライン)が入った。「元奥様からLINEが来てて。『オリンピック出たよ~』『見てました~?』と、ものすごい自慢げに(笑い)」。そこで「え?」と思い、見逃したことが判明したそうだ。

さんまも「すごいショック」と振り返った痛恨のミスだった。

というのも、もともと、閉会式をめぐっては、さんまは自身が参加を望んでいた。7月の開会式後の番組で、開会式に出演した劇団ひとりをうらやましがり「まだ閉会式に間に合うから、俺を紹介してくれ、ツテあるやろ、と言った」などと話していた。

この日の番組では、これについても言及。吉本興業の岡本昭彦社長と、11月に打ち合わせを終えたばかりと言いつつ「(岡本社長に)吉本的に断ってへんか? おれんとこに話がきてたんちゃうかって」と、問うたと告白。これに、岡本社長は「僕は担当じゃないんですけど、断りはしてないと思うんです。知り合いの方が最後の方で出られていましたけど」と返したことも明かしていた。

その「知り合いの方」こそ、大竹で、その流れから、トイレ中断を機に見逃した痛恨のミス報告へつながっていった。