音楽家坂本龍一(69)とシンガー・ソングライター矢野顕子(66)の娘で歌手の坂本美雨(41)が、東京パラリンピック開会式への出演を振り返り、「みんな、美しかった」とつづった。

美雨は24日、同式典にパラ楽団の一員として出演。ボーカルを務め、パラリンピック旗入場曲「いきる」を美しい声で歌い上げた。

開会式終了後にインスタグラムを更新し、「蓮沼執太くん率いる《パラ楽団》の一員として歌わせていただきました」と、楽団メンバーたちと一緒に写した写真をアップ。「開会式に携わったすべてのスタッフとキャストの方々の情熱と愛情に、深く心を動かされる日々でした。みんな、美しかった。宝となる体験をありがとうございました!」とつづった。

また、同楽団を率い、パラリンピック旗入場曲「いきる」の制作も手掛けた音楽家の蓮沼執太氏は、自身のインスタグラムで「パラ楽団は『障がいのあるミュージシャンとプロミュージシャンの混成で作られた楽団』とありますが、このような隔てる言葉を使うことなく、各自がまず自分自身の多様性を大切に生きていくことができる世の中になることを願っています。誰もが 自由 自然に在り ありのままが 響きあう。それが僕の歩みたい未来です」と思いをつづった。