10月期のTBS系連続ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(火曜午後10時)に倉科カナ(33)や高杉真宙(25)らが出演することが30日、分かった。

清野菜名(26)がヒロイン、坂口健太郎(30)がその相手役を務める同作は雑誌「フィール・ヤング」で連載中の有生青春氏による同名漫画が原作。偽装結婚をテーマとしたラブコメディーだ。

1月期の「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」以来の火曜ドラマ出演となる倉科は、坂口の兄嫁で、ナチュラル美人なのに天然な百瀬美晴を演じる。「偶然にも原作を読んでいた最中に、こちらのドラマのオファーをいただいて何だか勝手に運命的なものを感じています!」と思いを明かし「火曜の夜10時がみなさまにとってすてきな時間になるよう精いっぱい頑張ります!」と意気込んだ。

人懐っこい愛されキャラで動物病院の看護師・牧原唯斗を演じる高杉は、「決まったという連絡をいただいた時の喜びと、自分には何が出来るだろう? という楽しみで、とても緊張しています」。魅力的なキャストがそろったが「どうしたら作品の一部として色を濃く混ぜることが出来るか。唯斗君という存在をこの作品のたくさんの魅力の1つとして楽しんでいただけるよう、精いっぱい演じていきたいと思います」と誓った。

また、元乃木坂46で女優の深川麻衣(30)は、坂口が勤める広告代理店「秀伝堂」の受付嬢・麻宮祥子役を演じる。同局系ドラマ初出演で、「この物語の一員として、毎週火曜日の夜に、皆さまがほっとひと息つけるような楽しい時間をお届けできるよう、頑張ります。ぜひ見てください!」と呼び掛けた。

清野が勤める「森田デザイン」の社長・森田聡を田辺誠一(52)が演じる。主演を務めた17年「父、ノブナガ。」以来4年ぶりに同局系ドラマの出演となる。「当たり前のことが当たり前じゃなくなった現代、普通じゃないところに輝く幸せがあったり。清野さんと坂口くんとみんなでわちゃわちゃしながら、楽しいドラマを作れればと思っています」と自然体で構えている。