俳優神木隆之介(28)が9日、都内で「第1回 次世代作家 文芸賞」の授賞式に登壇した。

同賞は、TSUTAYAと約20万人の作家が利用する執筆ツール「Nola」の提供を行う株式会社indentが主催。これからの書籍・漫画業界を担う次世代作家を支援する「これまでにない文芸賞」として、「一般向けエンターテイメント小説部門」「ライトノベルス文芸部門」「コミカライズ原作部門」の3部門ごとに大賞作品を選出する。

小説や漫画が大好きという神木は「1つの作品で人生観が変わることがあると思う。それを紡げる先生たちって本当にすごいな」と感激した様子。「本当におめでとうございます。僕も頑張るので、一緒に新しいエンターテインメントを作っていけたら」と受賞者を祝福した。

また、作中で自身が役を演じる際には「(原作が)大好きだからこそ、ここは譲れないんだよなと思うこともある」とし、「1ファンとして大事にしたいところが多いので、葛藤したりしています」と打ち明けた。

第1回となった今回は、計921作品が寄せられ「一般向けエンターテイメント小説部門」は鹿ノ倉いるかさん、「ライトノベルス文芸部門」は谷明さん、狭倉朏さんが、「コミカライズ原作部門」は石製インコさんがそれぞれ受賞した。