齊藤工監督、女優木下彩音(21)が16日、都内で、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2021」のオープニングセレモニーに出席した。

俳優としては斎藤工だが、映画監督としては、齊藤工名義で活動している。今回、監督を務めた映画「ATEOTD アテオッド」「COMPLY+ANCEコンプライアンス」が映画祭のスペシャルプログラムとして出品された。「今回の映画祭で多くの方に届けていけたら、その一端を担えたらとてもうれしく思います」とあいさつした。

毎年冬に開催していたがコロナ禍の影響で、今年は夏にオンラインでの開催となった。「(夕張市は)第2の故郷のような思いを多くの方が、外国のゲストの方もそういう思いをもつ、本当にすてきな映画祭なので、早く会いに行きたいなという気持ちです」。

最後に「ゆうばり(国際ファンタスティック映画祭)の歴史は本当に数多くのクリエイターを育て、今や世界的な日本のフィルメーカーをつくっております。今回の開催もとても価値があると思いますし、オンラインで参加してくださる方も、審査員のようにこの映画祭、クリエイターを育てていただければと思います」と呼び掛けた。

木下は、映画「逢いたい」に出演。「本当に美しい景色がみられる作品になっています。すごく心温まる作品になっていますので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思います」とアピールした。清水康彦監督も出席した。