TBSが29日、オンラインで、定例社長会見を行った。

10日放送の同局系情報番組「ひるおび!」(月~金曜午前10時25分)で八代英輝弁護士(57)が「共産党は『暴力的な革命』というのを、党の要綱として廃止してませんから」などと発言したことについて、同局佐々木卓社長は「番組内で出演者の発言に誤りがあった場合には直ちに、速やかに間違いを訂正しておわびすることが重要。総選挙が近いということで、情報番組で政治関連のニュースを扱うことが多くなっている。厳しく戒めなければいけないなと思います」とコメントした。

八代弁護士の発言をうけて、共産党の志位和夫委員長は、自身のツイッターで、「TBS系『ひるおび!』で出演者が『共産党は暴力的な革命を廃止していない』などと述べたことに対し、党広報部植木部長は、局の担当者に抗議し、番組としての謝罪と訂正を求めました」などと投稿。

八代弁護士は、13、17日放送の同番組内で2度にわたり発言について謝罪していた。