乃木坂46が3日、東京・お台場周辺で開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)2021」に出演した。この日がイベント最終日で、メインステージ「HOT STAGE」のトリを務めた。秋元真夏、岩本蓮加、梅澤美波、遠藤さくら、賀喜遥香、掛橋沙耶香、久保史緒里、齋藤飛鳥、阪口珠美、佐藤楓、新内眞衣、鈴木絢音、清宮レイ、高山一実、田村真佑、筒井あやめ、早川聖来、樋口日奈が登場した。

齋藤単独センターの「インフルエンサー」、梅澤センターの「シンクロニシティー」と、日本レコード大賞受賞曲を2曲続けてスタートした。キャプテン秋元の号令であいさつし、全員で深々とお辞儀した。

秋元は「まずは乃木坂46を代表する2曲を披露させていただきました。昨年4期生が出演させてもらったんですけど、他のメンバーは出演するのがかなり久しぶりということで、すごく楽しみにしていました」と伝え、「トリを務めさせていただくということでとてもうれしく思っています。最後にふさわしいくらい、この会場を最高に盛り上げていきたいと思います」と意気込んだ。

今年8月に結成10周年を迎えた。1期生の樋口は「10年ってすごくあっという間に感じるんですけど、応援して下さる方がいなければ続けられないと思うので、本当にいつもありがとうございますという気持ちです」とファンに感謝。「それと、メンバーとの出会いも大きかった。乃木坂って、それぞれのうれしいことをお互いが喜び合ったり、悲しいことを共有したりするところがあって。メンバーのみんなと、応援してくださる皆さんがいるから10年迎えられたんだと思います」と笑った。

4期生の遠藤はこの日が20歳の誕生日。メンバーたちから「おめでとー!」と祝福されると、「今日で20歳を迎えました」と頭を下げ、拍手を浴びた。来月加入3周年となる。「乃木坂はすごい優しさのかたまりだな、優しいグループだな、っていつも思います」と伝え、「優しさを実感した時や、受け取った時に、いて良かったなって感じることができて、もっともっと乃木坂のために頑張りたいなって思います。20歳になったので、これからも頑張りたいなって思います」と誓った。

続いて齋藤をセンターに久保と遠藤が脇を固めた「制服のマネキン」、遠藤センターの「ごめんねFingers crossed」、齋藤と遠藤のダブルセンターで「ありがちな恋愛」を披露。「ガールズール」ではセンターの賀喜が「みなさーん! ラストまで盛り上がっていきますよー!」と叫び、会場を盛り上げた。

ラストの最新シングル「君に叱られた」の前には、センターの賀喜があいさつした。「いろんなところでこの曲を披露させていただくたびに、どんどん乃木坂のメンバーやスタッフさん、ファンの皆さんへの愛というか、幸せだなって感じることができています。パフォーマンスを見て、皆さんにも幸せな気持ちになってもらえればいいなと思っています」とアピール。同曲を元気いっぱいに披露し、ステージ締めくくった。