10月からフリーアナウンサーになった元STV札幌テレビの小出朗(35)が5日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演した。

パーソナリティー生島ヒロシ(70)が会長を務める生島企画室に所属。生島からプレゼントされた赤いレジメンタルタイを締めて登場して「どうも皆さん、おはようございます。小出朗と申します。9月までSTV、札幌テレビ放送におりまして、この10月から生島ヒロシさんの所属事務所ということになりました。どうぞよろしくお願い致します」とあいさつした。

生島は「タレントさんがどんどん増えているんですけど、男子の局アナに来ていただくのは初めてのことで、ある人から紹介していただいたんですが“イケメンのジャニーズ系のダンスもできるアナウンサーがいる”ということでお会いしました」と紹介した。

都立新宿高時代は野球部で捕手として活躍、明大に入ってからはブレイクダンスを始めた。「実はTBSのイベントで富士山の頂上まで行って、そこで板を敷いてブレイクダンスをしたんです。日本一のブレイクダンサーにはなれなかったけど、日本一の場所でブレイクダンスを踊ろうということで」と小出。

ハワイの4000メートル級の山に登り、呼吸困難に陥った経験を持つ生島が「富士山でブレイクダンス? 高山病になりませんでしたか?」と聞くと、小出は「すぐなっちゃいました。もうつらくてつらくて。頂上でグルグルグルグル回って、死にそうになっちゃいました」笑った。

STVには10年4月に入社。「STVファイターズLIVE」や「どさんこワイド」といったスポーツ実況、情報番組を担当し先月いっぱいで退社。独立のキッカケになったのは、生島の「大丈夫、大丈夫」という言葉だったという。

この言葉は、寺田理恵子さん(60)が14年に14年ぶりに仕事を再開した時に背中を押した時に言った。生島は「そこまで言ったかな? 寺田理恵子さんは言ったけど」と苦笑い。小出は「こういう厳しい時だからこそ、一気に上がれるんじゃないかと思いまして。一念発起というか、何か自分を変えてみたいなと思いました」と熱い思いを語った。

この日は「ドコモモーニングコンシェル」のコーナーで、生島企画室の先輩で“謎かけクイーン”の愛称を持つタレント田代沙織(37)から「小出さんとかけて、“おいしい沢庵(たくあん)”と解く。そのこころは“歯切れがいい”でしょう」の言葉をもらった。

緊張のデビュー戦を終えた小出は「生島さんのスピード感についていけませんでした。プロ中のプロの技。学ばせていただきながら、笑顔を絶やさない“朗らかアキラ”で頑張ります」と話した。