園子温監督(59)が9日、都内で自身のハリウッドデビュー映画「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」の舞台あいさつを行った。「15年以上前から撮りたいと思っていて、何度もハリウッドに行ってオーディション受けたりプロモーションした。やっと第1作目がつくれ感無量。すごいうれしい」。

19年2月心筋梗塞になったが同11月から撮影。心配した主演ニコラス・ケイジの気遣いで撮影地が当初予定のメキシコから日本に変わった。「心筋梗塞のおかげで奇妙な映画が作れた。今は『心筋梗塞ありがとう』と言いたい」と笑いを誘った。栗原類、坂口拓、中屋柚香も登壇。