俳優窪田正孝(33)主演のフジテレビの連続ドラマ「ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~」(月曜午後9時)の第5話が1日、放送される。

19年4月期のシリーズ第1弾「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の第2弾。

第1弾から2年後、米国でのプロジェクトが一段落した天才放射線技師の五十嵐唯織(窪田)は、日本に帰国して甘春総合病院に復帰する。だが、新院長の灰島将人(高嶋政宏)の合理化の方針で、ラジエーションハウスの規模は縮小。黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)は、それぞれ別の病院などに転職していた。唯織の幼なじみの放射線科医・甘春杏(本田翼)も病院を去り、放射線技師長の小野寺俊夫(遠藤憲一)や放射線技師の広野裕乃(広瀬アリス)、田中福男(八嶋智人)が立て直しに奮闘していた。だが、唯織の帰還に触発されたメンバーたちがラジエーションハウスに復帰。杏も戻った。

第5話では、唯織(窪田)たち、ラジエーションハウス共用の冷蔵庫が故障。ちょうど病院では、経営陣に新たな医療機器や備品の購入許可を求める“備品選定委員会”が開催されていた。技師長の小野寺(遠藤)は、そこで冷蔵庫を申請するが、院長の灰島(高島政宏)から「それ相応の成果を出してからにしろ」と言われてしまう。

そんな折、灰島から呼び出された小野寺。人件費削減のため、技師の中から早期退職者を1人選ぶよう命じられる。だが小野寺はそれを拒否。他のことならどんなことでもやるので考えなおしてほしいと訴えた。すると灰島は、セレブをターゲットに、高いサービスを提供するプレミアム人間ドックの導入を指示。

その話を受けた小野寺は、早期退職者を選定の話を伏せ、プレミアム人間ドックを運営する「帝光クリニック」の見学をラジハの面々に提案。1泊2日で温泉付き高級旅館に行ける、と聞いて同行を希望する技師たち。すると、杏(本田)も見学に願い出る。クジ引きの結果、唯織、杏、裕乃(広瀬)、田中(八嶋)、そして小野寺の5人が帝光クリニックへ行くことに。

プレミアム人間ドックの至れり尽くせりのサービスに満足する5人。そんな中、トラブルが発生。今後のラジエーションハウスの方針について「金がないとやっていけない」とお金に執着する技師長・小野寺の心変わりに、唯織たちは違和感を覚える。