V6がデビュー26周年を迎えた1日、千葉・幕張メッセで全国ツアー千秋楽となるラストライブを開催し、解散した。開演前にメンバーの坂本昌行（50）長野博（49）井ノ原快彦（45）森田剛（42）三宅健（42）岡田准一（40）が日刊スポーツなどの取材に応じ、解散後の展望などを語った。坂本、長野、井ノ原、三宅、岡田はジャニーズ事務所に残り、森田はこの日をもって退所する。

－今日ラストライブを終えた後、明日からは1人1人ソロとして活動することになります

坂本　26年間やらせていただいて、明日から何か変わるかっていったら、そんな変わらなくて。僕たち、明日からバラバラで、連絡も取らず「じゃあね」ってことでもないので。僕たちの関係は何も変わらず進んでいきますし、それぞれの仕事も今まで通りにやっていきますので。正直気持ち的にも、お仕事の内容的にも、僕は何も変わらず、進んでいくだろうなと。そう思ってます。

三宅　なんか変わるのかなっていうのは、あんまり意識してなかったですね。まあでもこの6人、V6はなくなってしまうかもしれないですけど、本当にみんな長いので、関係性っていうのは変わらないのかなって思っています。

森田　僕は環境は大きく変わりますけど、自分自身は普段通り、変わらないのかなって思います。まあ自分もちょっと信じて、自分の未来もちょっと信じて、前向いてやっていきたいなって思っています。

長野　これまで1人1人の仕事をやってきている時と変わらず、同じ意識でやるので。そういう意味では今までと変わらないので、そういう気持ちでやってくことになりますね。今までも、3カ月ぐらい6人で会わなかった時もよくあったので。それが今後、数カ月なのか分からないけど、たった時に、そういう感覚になるのかもしれないですけど。その時にまた何か感じるのかな、と思います。

井ノ原　僕は今朝コンビニに行って、ガチャガチャやって、500円がのまれちゃって、「すみません、中のやつ出してください」って言ったら、「鍵は業者が持ってるんで」って言われて。明日業者が来るみたいなので、中身をもらいにいくんですよ（笑い）。それが今日から明日でつながっていることで。本当に何も変わらないような気もするし、今日最後に歌う曲で、なんか「当たり前じゃない」っていう歌詞が出てくるんですけど。いつか当たり前じゃなかったんだな～って思う日が来るんでしょうけど。忘れないでほしいのは、僕ら死ぬわけじゃないから、これからもずっと生きてかなきゃいけないし、やっぱりちょっと話聞いてほしいなって時は、きっと連絡するかもしれないし。26年よりもっと一緒にいますからね、Jr．のころから数えると。家族より一緒にいたりするので。なかなか切っても切れない縁はあるなと思うし、気持ちは変わらないです。

岡田　V6という存在が消えることはないので、やめたところで「元V6」ってつくだけで、「V6」っていう認識は多分、僕らは持たれ続けるという覚悟で、消え去ることはないので。そのV6の進化していく様とか、メンバーとの関係性とか、すごく大事にしながら作り上げてきた自分たちの作品なので。消えるわけではないので。今日、活動はなくなりますけど、たくさんV6の活動を見返そうと思ったらあるだろうし。個人的には確かに、やらないことは増えると思う。歌って踊ったり、ライブ会場でライブをすることは、僕は多分やらないので。生活スタイルは変わると思ってますけど、その経験を生かすことはいくらでもできるんで。いろんなことを大事にしながら、死ぬまで覚えているであろう、メンバーの名前とか、関係性とかを大事にしながら、変わらず生きていくとは思います。