コーラスグループ「敏いとうとハッピー&ブルー」のリードボーカルを務めたこともある宍戸マサル(53)が「新☆(しんせい)敏いとうとハッピー&ブルー」を再結成し9日、都内で新曲「昭和パラダイス」の発表会を行った。

ハッピー&ブルーは「わたし祈ってます」「星降る街角」がヒットしたムードコーラスグループ。この日は、後輩のコーラスグループ純烈が駆けつけたほか、無観客ライブ配信(24日午後2時配信スタート)の収録も行った。

新☆メンバーは、宍戸と戦隊ヒーロー時代の仲間である和田圭市(53)信達谷圭(53)土屋圭輔(49)に、もともとのメンバーの田丸栄作(68)とものまねタレント佐藤文則(53)の6人。宍戸と純烈リーダー酒井一圭(46)はヒーロー仲間で、純烈結成時には、宍戸マサル&純烈として、全国のスーパー銭湯を回っていたという。

宍戸は「田丸さんに声をかけてもらい、敏さんからは『宍戸頑張れ』と言われました。純烈がムード歌謡を広げてくれたので、令和のムード歌謡を盛り上げたい」。田丸も「メンバーががらっと替わりました。宍戸をスターにしたい」と話した。

純烈の酒井は「私たちもムード歌謡の後輩たちが出るのを心待ちにしていましたが、出てきたら先輩でした。でも、純烈が歌う星降る街角は、宍戸さんから振り付けも所作も学びました」。ただ、純烈は敏に、まだあいさつができていないという。酒井は「あいさつしたいと100人に聞きましたが、みなさんが会わない方がいいといわれまして」と、武勇伝が多い敏をいじって笑わせた。

ヒット曲の多いハッピー&ブルーだが、NHK紅白歌合戦の出場はない。田丸は「オファーはありましたが、敏さんが3回断った。他のスケジュールがいっぱいだった」と語ると、酒井は「紅白に3回でている僕らの方が先輩ですね」と胸を張った。