関西ジャニーズJr.出身の7人組グループ、なにわ男子が12日、待望のデビューを果たした。朝から民放各局の情報番組を“ジャック”し生出演した後、チャーター機で大阪から東京へ移動。羽田空港格納庫でデビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」をパフォーマンスし、報道陣の取材に応じた。

前日11日は大阪で日本テレビ系「ベストヒット歌謡祭2021」に生出演。一夜明けた朝午前6時台、大阪・万博記念公演から中継で、ABCテレビ「おはよう朝日です」(関西ローカル)、TBS系「THE TIME,」、フジテレビ系「めざましテレビ」、日本テレビ系「ZIP!」、テレビ朝日系「グッド!モーニング」に次々と生出演した。

その後、関西国際空港に移動。航空機の整備のため出発が1時間遅れたが、チャーター機に乗って午後1時10分過ぎに東京・羽田空港に到着した。「おはようございまーす!」と叫んで手を振りながら報道陣の前に登場した。

この日はほぼ寝ていないというハードスケジュールでの移動で、大西流星(20)は「機内でお弁当を食べた後、みんな一斉に寝ていたのがかわいかったです」と明かした。それでもリーダー大橋和也(24)は「アドレナリンがすごくて、寝ずにいけるなと思っています!」と笑顔だった。

報道陣の取材を終えると、午後8時から生放送されるテレビ朝日系「ミュージックステーション 2時間スペシャル」出演のため、東京・六本木のテレビ朝日へ向かった。

18年秋結成のなにわ男子は平均年齢21・7歳。若い世代を中心に人気を博し、勢いに乗っている。関西ジャニーズの先輩、関ジャニ∞大倉忠義(36)がライブなどのプロデュースを手掛けてきた。ジャニーズ事務所ではSnow Man、SixTONES以来1年10カ月ぶり、関西ジャニーズJr.からはジャニーズWEST以来7年7カ月ぶりの新グループデビューとなった。