多部未華子(32)が18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた米アニメ映画「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」(トム・マクグラス監督、12月17日公開)吹替版完成披露試写会で、もし赤ちゃんに戻ったら何をしたいかと聞かれ「赤ちゃんの頃の写真を見ると、どの顔を見ても選べないくらいブサイク。戻ったら、カメラを意識したい…残るから」と言い、会場を笑わせた。

「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」は、見た目は赤ちゃん、中身はおっさんのボス・ベイビーを主人公に描いた18年「ボス・ベイビー」の続編で、多部は本作から初登場となるボス・レディ役を演じた。2002年(平14)に女優デビューしながら、意外にも洋画の吹き替えは初挑戦。「緊張しました。前作も拝見し、すてきな皆さんとご一緒で、ワーッと思ったら、すごく速くて、口を動かすとついていくのに必死。大変でした。結構、家でも練習しましたし、声優さんって、本当に体を使うお仕事だなと。小さいからだがすごくパワフルに声で出来るように、全身を使って取りました」と振り返った。

見た目は赤ちゃん、中身はおっさんのボス・ベイビーにちなみ、自身にギャップがあるかと質問が飛んだ。多部は「自分がどう見えているか分かっていない。どうですか?」と逆質問すると、ムロツヨシ(45)から「結構、クールな印象を持っていますかね。現場では些細なことで笑ってくれる」と言われると「しっかりしてそうとか言われるけれど全然、しっかりしてないです」と返した。その上で「この前は、カギをごみ箱に捨てていたり、説明書とかも読まない。枕カバーを買って、未開封のまま捨てちゃう。手に取ったものを、とにかく捨てちゃうんです」と苦笑した。