吉本興業の若手芸人が腕を磨く大阪・よしもと漫才劇場7周年と、森ノ宮よしもと漫才劇場1周年記念イベントが1日、大阪市中央区のよしもと漫才劇場で行われ、ミルクボーイ、見取り図、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長らが出席した。

東京・ヨシモト∞ホール、神保町よしもと漫才劇場からも空気階段、ぼる塾らが集まり、劇場の“誕生日”を祝った。

よしもと漫才劇場は「大阪のお笑い芸能文化を継承する若手芸人を育成し、人気芸人を発掘強化する」目的で、14年に開館。同時に若手芸人を対象にした賞も創設され、2022年1月10日に「第7回上方漫才協会大賞」が、大阪・なんばグランド花月で行われることも決まった。大阪の劇場だけではなく、東京の劇場メンバーも対象に、大賞のほか新人賞、話題賞、文芸部門賞などが発表される。

上方漫才協会の中田カウス会長は、若手の拠点劇場が増えていることに「みんなが活躍する場所が増えるのは本当にうれしいこと。夢は47都道府県、その街に見合う劇場を」と夢を語った。若手芸人らを見やり「劇場で芸人の筋肉をつけていってください!」とエールも送った。