お笑いトリオ、パンサーの向井慧(35)尾形貴弘(44)菅良太郎(39)が8日、都内で行われた大手回転すしチェーン、くら寿司の新店舗発表会見に出席し、主に11~25歳を示すZ世代とのジェネレーションギャップを語った。

会見にはZ世代から絶大な人気を誇るタレントの山之内すず(20)も登壇。パンサーは向井と菅がY世代で、尾形がX世代と3世代がそろう形となった。菅は「今日、山之内さんと楽屋が隣だったんですけど、すごい楽しそうだったんですよ。キャピキャピしていて」と切り出し、これには向井も「こっちも元気になりました」と同調。菅は山之内に「俺らの楽屋から声ひとつも聞こえなかったでしょ?ため息しか落ちてないよ」と語り、笑いを誘った。

会見では新店舗がZ世代向けとなっていることにちなみ、若者にウケるクレープ案対決のほか、同世代がよく使う「Z世代コトバ」での食レポ対決も行った。2021年上半期のZ世代が選ぶ流行った言葉ランキングで1位となった「はにゃ?」の使い方にパンサーが苦戦する場面もあり、山之内は「あらためて『はにゃ?』は使い方が難しいんだなと思いました」と振り返った。

尾形は「俺らの時の『はにゃ?』は、おーい!はに丸くんっていうのありましたよね?」と80年代にNHKで放送されていた教育番組「おーい!はに丸」を引き合いに出して応戦。周囲のスタッフからは笑いが起こったが山之内は反応できず「今が一番ギャップを感じているかもしれないです。何もわからなかった」と突っ込まれていた。

くら寿司の新店舗は東京・浅草、大阪・道頓堀に続く3店舗目のグローバル旗艦店で、若者でにぎわう原宿のランドマーク、ラフォーレ原宿の目の前にあるYMスクウェア原宿4階で9日からオープンする。コンセプトは“世界一映えるすし屋”で、店内には原宿らしい自動クレープ焼き機も初導入される。

店内はクリエーティブディレクターの佐藤可士和氏がプロデュースし、日本の伝統文化と東京のポップカルチャーを感じられる内装に。フォトスポットとなる「カラフルちょうちんウォール」や「スイーツ屋台」、「巨大浮世絵装飾」を設けたほか、座席も個室やテラス席を完備。流行に敏感な若者や海外からの観光客を意識した店舗となっている。