劇団EXILE佐藤寛太(25)が11日、主演映画「軍艦少年」(Yuki Saito監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。

同作は、12年に「ヤングマガジン」で連載された柳内大樹氏原作の初の実写映画化。佐藤演じる、長崎・軍艦島の見える街で暮らす気の荒い主人公・坂本海星と、加藤雅也(58)演じる最愛の妻を亡くした海星の父・玄海を中心に描かれるストーリー。

公開から1日。佐藤は「監督が軍艦島の撮影許可を得るのに2年、撮影、構成を入れると全4、5年かかっている。初日を迎えてこそ、皆さんのもとに届いてこその作品だと思うので本当に一安心でした」。

この日の劇場は満席。「このご時世、いつ作品が公開されなくなっちゃうかわからないので、無事、誰も何も問題を起こすことなく公開することができて良かったです」と笑いを誘った。

周りの反響を問われると「劇団EXILEメンバーはまだ誰も観ていない」と明かし、「リアクションも誰からもきていません。これ、しっかりニュースにしてください! 先輩たちに圧をかけてください」と苦笑いを浮かべ、呼び掛けていた。

ほかに加藤、山口まゆ(21)濱田龍臣(21)赤井英和(62)大塚寧々(53)が登壇。