フリーアナウンサー宇垣美里(30)が、1月6日スタートのフジテレビ系ドラマ木曜劇場「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」(木曜午後10時)にレギュラー出演し、テレビ局の女性アナウンサーを演じることが22日、分かった。19年にTBSを退社しフリー転身後、慣れ親しんだ職業に女優として初挑戦する。

大手出版社のニュースサイト編集部を舞台にしたヒューマンドラマ。宇垣は、黒木華(31)演じる主人公・凛々子ら編集部員たちが劇中で見守るワイドショー「ハヤミミ!」に出演する局アナとして登場する。コンビを組む、大鶴義丹(53)演じる名物司会者・竹富喜一郎の暴走をうまく操縦しながら、冷静に番組進行をサポートしていく。

ドラマへのレギュラー出演は、今夏放送の同局系「彼女はキレイだった」に続き2度目となる。女優としてアナウンサーを演じるが、本職を生かした役どころに宇垣は「あえて演技をする必要もないのかもしれない」と自然体。進行係の立ち位置にもなじみがあり「その点ではとても落ち着いて臨めるのではないかと思います」と話す。

物語のアクセントとなる劇中劇のような形で登場し「出てくるところを楽しみにしていただけたら」と笑顔。フィクションとしつつ「ちらっと出てくるニュースのシーンがなじみのある情報番組になっていると思うので、フフっと笑っていただけたらいいな」と話している。

ワイドショーのMC役に挑戦する大鶴は、07年「医龍2」以来14年ぶりに同枠に出演。宇垣との掛け合いも見どころとなる。破天荒な人気司会者を演じ「こんなワイドショーがあったら、毎日みたい!と、思われるような芝居を心がけていきたいです」とコメントしている。