SixTONESが25日、ニッポン放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を完走した。24日正午から24時間放送された。

昨年に続き2年連続、グループ単独では初となるパーソナリティーを務めた。

放送を終え、ジェシーは「去年よりメンバーの笑顔がたくさん見られた24時間でした。(筑波盲学校の)子供たちにもちゃんと会いに行けて、自分を持ってて強くしっかり生きている子供たちにパワーをもらいました。自分の目が視覚障がい者の方の目の代わりになれると強く意識して、心のバトンをつないでいきたいです」とコメントした。

京本大我は「一瞬一瞬の時間をすごく大切に向き合って、だからこそ濃密であっという間に感じた24時間でした」と振り返り、「去年とは違う視点から視覚障がいについて学ぶ機会をいただけて、より意識が強まりました。2年携わらせていただいた責任として、これからも視覚障がいの世界にしっかり向き合い、SixTONESとして、微力ながら力になれたらと思います」と話した。

松村北斗は「担当した2つのテーマから視覚障がいについていろいろなことを学びました。去年は得るものばかりでしたが、今年は『いま僕が伝えるべきことは何だろう』ということを常に考えていて、ミュージックソンが終わっても心のバトンをつないでいきたいです」とした。

高地優吾は「僕たちの世代が視覚障がいについて考えられることは、すごいすてきな機会だと思います」と話し、「ミュージックソンを通して、若い世代の方が視覚障がいの方にもっとフランクに接してもらうきっかけになってもらえればと思います。『音の出る信号機』はひとりひとりの声かけがあれば作れる、『もうすぐ赤になりますよ』の一言で“声の信号機”を無限に作れると思いました」と伝えた。

森本慎太郎は「間違った知識や誤認していたことが24時間を通して入れ替わりました。視覚障がいの方に対する知識や接し方だったり、ちゃんと声をかけることが大事だなと思いました。全員が白杖(はくじょう)や盲導犬の代わりになれると思います」と呼び掛けた。「聴いている人の意識が変わるだけで本当に世界が広がる。24時間心が動かされて、受け取ったバトンをもっといろんな人に渡して、視覚障がい者の方にとって生きやすい社会を作れたら、と強く感じました」とコメントした。

田中樹は「24時間通して、バトンはつながっていると思います。視覚障がいに限らず、何か目を向ける時間を作ることが大事。“小さなこと”でも気づいてもらうことが全て。そして、ココロに留めていくことが大事だと気付かされる24時間でした。温かいココロと大きな感動をありがとうございました」と感謝を伝えた。

「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は今年で47回目となるニッポン放送のラジオチャリティー番組。視覚障がい者のための音の出る信号機など設置のために募金を呼びかけたり、放送を通じて障がい者への理解促進などを図る。